コロナ禍からの初海外、6年ぶりのボランティア活動で、フィリピンのマニラへ行ってきました。
診療を休んで、患者さんにはご迷惑をおかけしました。
初日行ったところは貧困層の地区だったようで、虫歯の洪水状態でした。

保育園的な施設の中で、健診と診療を行いました。

明らかに治療が必要な子供を優先で診療しましたが、4歳児でなかなか苦労しました。

治療を拒否して逃げ出した子供もいました(その子のカルテです)。後で戻ってきてくれた(お母さんが無理矢理連れ戻した)ので、何とかフッ素塗布だけ行いました。

診療はこの4人で行いました。
当院の歯科衛生士、脇川も同伴しました。

エアコンのない32℃の室内での診療はとても暑かったです。
私はTシャツが絞れるほど、汗をかきました。
60人ほどを診ましたが、虫歯のない子供は1割ほど、まだまだやらないといけないことはたくさんありそうです。
2日目はヘルスプロモーションを行いました。

会場は教会で、ここもエアコンこそありませんが、綺麗な施設でした。

日本語はもちろん通じないため、事前に英語に翻訳してさらに現地の方に通訳をしてもらって、歯磨きの重要性を伝えました。当院の脇川を始め、4人の歯科衛生士の頑張りに感動しました。

子供たちの笑顔を見るために行くといっても過言ではありません。
元気をもらいました。

2日目の参加者です。
子供はもちろんですが、親御さんたちに歯磨きの重要性が伝わって実践してもらえるといいな、と思いました。

合間を縫って、現地の家庭訪問を行いました。
トタン屋根で雨漏りしそうな造りです。

ここのお家は1つの部屋で5人が生活していました。

寝室もキッチンも同じ部屋です。

そしてトイレとお風呂(ドラム缶)は屋外です。
それでも元気に明るく生活をしている様子を伺うことができました。

しかし中心部は大都会で、そのギャップの大きさに驚きます。

今回のメンバーです。
ボランティアなので完全自腹ですが、また機会があれば行きたいと思います。
もしご興味のある方は
歯科 DNOW
で検索してみて下さい。
私宛に直接連絡していただいても構いません。
よろしくお願いいたします。
平井歯科クリニック
https://www.hiraidental.com